頑張れ!日本人捕手初のメジャーリーガー
城島健司選手
城島健司。プロ野球ファンなら彼の名
前を知らない人はいないでしょう。彼
はご存知のとおり、日本一の捕手で
す。捕手の人なら必ずこの人に憧れる
でしょう。
城島選手の魅力は、捕手で30本以上
打つ長打力。守りでは投手から抜群
の信頼を得て、チームを3度の優勝、
2度の日本一に導きました。特に若手
投手の多かった2003年の日本一は城
島選手なしではなしえなかったでしょ
う。
当時ダイエーのエースだった工藤(現
巨人)のカーブの球を受けてた時に工
藤投手の「もういいよ」という一言から
急成長。97年ごろからレギュラーに定
着。以後はホークスの主力選手としてなくてはならない存在となりました。
そして1999年には悲願の日本一を達成。翌2000年もリーグ制覇を果たしましたが、日本シリーズ
「ON対決」では惜しくも長嶋巨人に敗れましたが、2003年には若い投手陣をうまくリードし、日本
一に貢献。昨年行われたアテネ五輪でも日本の正捕手として活躍し、見事にメダルを獲得しまし
た。
そんな城島選手は来年からイチロー選手の属している大リーグの「シアトルマリナーズ」への移籍
が決まりました。ここ数年日本人大リーガーが増加していますが、捕手では初めてのこと。来年は
イチロー選手とともに低迷しているマリナーズを上位にするような活躍を期待しています!

城島健司
1976年6月8日、長崎県生まれ。別府大付高から95年ドラフト1位でダイエーに入団。
2005年成績は116試合、463打数127安打 打率.309 24本塁打 57打点
通算成績は1117試合、4031打数1206安打 打率.299 211本塁打 699打点
タイトル ベストナイン99〜01、03〜05 ゴールデングラブ賞99〜05