超大物助っ人は大リーグで再出発
トニー・バティスタ選手
2005年。ダイエーから球団を譲り受け
たソフトバンクがその豊富な資金で現
役バリバリの大リーガーを獲得しまし
た。
その獲得した選手こそ、大リーグで通
算214本塁打を放ったトニー・バティス
タ選手です。
写真からもわかるようにバティスタ選
手は「こんなんで打てるの!?」と言わ
んばかりの独特の打撃フォームから
軽くスイングするように見えますが、そ
のボールはスタンドへ。今までに何人
もの外国人選手を見てきましたが、こ
れほどすごいなぁと思った選手はバテ
ィスタ選手が初めてです。
オープン戦、開幕直後は日本の投手に苦戦したものの、それからはさすが現役大リーガーと思わせ
る活躍で、徐々に日本の野球にも慣れていきました。27本塁打、90打点と助っ人としては合格点の
成績を残しましたが、ソフトバンクがチームの若返り、若い選手を育てる、という理由から戦力外通
告を受けてしまいました。
バティスタ選手の独特なフォームと、軽くバットを振っているようで、ホームランというのは忘れませ
ん。
来季からは大リーグのツインズをプレーするそうです。

トニー・バティスタ
1973年12月9日、ドミニカ共和国生まれ。ホアン・ジーザス・レイジェス高から米大リーグ・アスレチックスに入団。ダイヤモンドバックス、ブルージェイズ、オリオールズ、エクスポズを経て2005年にソフトバンクに入団。
2005年成績は135試合、559打数147安打 打率.263 27本塁打 90打点