3月26日 西武ドーム 西武対オリックス

 2005年のパ・リーグ開幕戦。対戦カードはソフトバンク対日本ハム、西武対オリックス、ロッテ対楽天の
3カード。このうち西武ドームで行われた西武対オリックスの試合を見に行ってきました。
 これで今年の野球観戦は3回目。記念すべき開幕戦をみのがすまいと乗り継ぎが大変な西武ドームに
行ってきました。さすがに開幕戦なので、いろいろなものをもらいました。開幕番外編みたいな新聞、選
手からのメッセージなど・・・
 開幕戦という事で試合前の練習はいつもよくちょっと早く終わり、セレモニーが行われました。

小池パ・リーグ会長の開幕宣言。

両チームの監督が花束を持って握手。
川越、松坂同期入団の投げあい
 両チームの先発は西武が松坂、オリックスが川越と開幕投手にふさわしい二人が上がりました。
 実はこの二人、ルーキーイヤーの1999年に新人王を争った仲でもあります。結果的には松坂が16
勝を挙げ、新人王を獲得したのですが、川越も負けじと11勝を挙げました。そんな二人がすばらしい
投球を披露します。
 松坂は初回に平野、大西から連続で三振を奪う投球。一方の川越は佐藤のヒットになりそうな当たり
を打たれますが、平野の好プレーでゴロにしたもののいまひとつぴりっとしません。3番の貝塚に四球を
与えると4番・カブレラにヒットを与え早くも先制のピンチ。ですが、ここはエース、そして新生オリックス
の選手会長としての意地を見せます。5番・和田を三振に打ち取りなんとか0に抑えます。
 その後も両投手は好投し、松坂は8回、川越は7回途中でマウンドを降りました。
治療が多いこの日の西武
 この日の西武は治療が多かったです。オリックス・塩谷の
打球が西武の捕手・細川を直撃したり、西武の和田が打球
を追いかけているときに負傷してしまったりと・・・
 治療のため試合が中断したケースはぼくが野球観戦に行
って初めての事です。しかも3回も・・・
 選手の皆さん、怪我には十分気をつけてくださいね。
2005年の開幕戦は西武に軍配が上がる
 試合のほうは0−0で迎えた7回に西武が細川、平尾の連
続タイムリーで2点を先制します。先制されたオリックスは8
回に平野が意地のタイムリーを放ち、2−1と1点差にしま
す。
 9回。西武は守護神・豊田をマウンドに送ります。平野の代
打・水口と大西を打ち取り2アウトとしますが、オリックスが粘
ります。新外国人のガルシアが左中間を破る3ベースヒット
を放つと代打・塩崎が粘った末にレフトにヒットを放ち同点。
 しかし西武が意地を見せ、佐藤のサヨナラ安打で勝利。
 開幕戦らしい、とてもいい試合でした。
合併球団の応援
 この試合でもうひとつ印象に残ったのが、合併球団の応援
です。近鉄とオリックスが合併し、今までは敵だった選手を
応援することになりました。周りには近鉄ファンの方も多く、
ブルーウェーブ時代のファンの方もいました。二つの球団の
ファンが一致して新しくひとつになった球団、選手を応援する
 そんな光景を見てなんだか感動してきました。もう合併阻
止することはできないので、新球団が素晴らしい球団になっ
くれればいいなと思っています。

2005年3月26日 西武ドーム 西武対オリックス

オ 000 000 011  2
西 000 000 201X 3

勝:豊田 1勝0敗0S
敗:吉川 0勝1敗0S

選手のコメントが載っているボールがありました。
ちなみに直筆らしいです。
普段は試合前にマスコミなんかほとんどこないのに
たくさんのマスコミがいた3塁側オリックスベンチ前。
始球式にはネプチューンの名倉潤、原田泰造
の二人が「銭型金太郎」のジャージを着て登場。
さすがは開幕戦。
ライトスタンドはほぼ満員です。
一塁側内野スタンドもこのように多く入ってます。 3塁側内野スタンドも思っていたより多い。
統合球団初の出塁は北川選手の四球。 統合球団初の安打は日高選手の2ベース。 和田選手は3年連続の開幕戦本塁打を達成できず。
豊田投手の投球前の儀式。この日は救援失敗。 歌藤投手にサインを頂きました。
歌藤投手、ありがとうございました。
帰りの西武球場前駅も人がいっぱい。

TOP